創業昭和33年。実績ある熱処理知識。
本製品は鋼・軟鋼・浸炭焼入品に使用できます。
酸洗い又は脱脂による表面の洗浄
金属表面が清浄なものであれば不必要ですが、もし錆があれば酸洗いで中和し油類が付着していればクリーナーによって脱脂してください。
黒色皮膜の作成
固形のブラックライト1kgに対し水0、9kg(SBの場合1kg:0、4kg)の割合で混合した水溶液を軟鋼製の浴槽に貯え外部(バーナー等)又はパイプヒーター等により溶液の沸騰点145±5℃まで加熱して下さい。
145℃になればラックにかけるかバスケットに入れた処理する品物を15~30分浸漬すれば黒色皮膜が作成されます。
黒色皮膜が仕上がれば直ちに冷却水で水洗してください。
※
浸漬時間は個々の金属によって異なりますが浸漬しすぎると色ムラが生じますのでご注意ください。
※
1度に多くの品物を浸漬すると浴槽の温度が急激に下がり温度上昇に時間が掛かると色ムラが生じますのでご注意ください。
※
凹部に入った溶液を洗い流す為に十分洗って下さい。
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作業を進行させていくと溶液中の水分が蒸発して水の補給を必要と致しますので最初に沸騰点に達した際、浴槽に液量の目印を付けて蒸発した水分を補給してください。
※
溶液の状態を知る為には沸騰点を測定し常に145℃で沸騰するように沸点が低ければ本製品を高ければ水を補給してください。
湯洗より乾燥へ
十分水洗いした処理品を温水中(80~100℃)に浸けその保有熱又は熱風により乾燥させて下さい。
防錆油の塗布
完全に乾燥した処理品に防錆油を塗布すれば黒色皮膜の作成は完了です。
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浸炭防止剤 有機溶剤
C.K-No.2
局部浸炭防止剤 水溶性
C.K-No.3
局部浸炭防止剤 水溶性
C.K-No.4
ガス軟窒化防止剤
(有機溶剤タイプ)
鉄鋼材専用黒染剤
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